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カラーの染まる仕組み!

〜髪の中ではこんなことが!!〜

 

こんにちは!
今日も暑いですね!

気温は33℃らしいのですが、体感温度は41℃みたいです。

意味がわかりません、大竹です。

 

さて、今日はカラーの染まる仕組みについて書いていきたいと思います!

普段何気なくやっているヘアカラー。
どんな仕組みで染まっているか気になりませんか?
そんな方になるべく簡単に書いていきたいと思います。

 

今回は一番多い、白髪染めとおしゃれ染めの染まり方について。

まずカラー剤は1剤と2剤という2種類に分類されていて、それらを混ぜることによって薬が反応していきます。

1剤には酸化染料、アルカリ剤、界面活性剤というものが入っており、2剤には過酸化水素と呼ばれるものが入っています。
この2種類を混ぜることにより、浸透、発色、ブリーチと3つの作用が起こります。

 

最初に1剤の中に入っているアルカリ剤が、キューティクルを開き、混合液を髪内部に浸透させます。

 

その後に、アルカリ剤と過酸化水素が反応し、酵素を発生させます。

その酵素がもともとある色味(染める前の色)を脱色させるのと同時に、染料が発生。

発生した染料の分子がくっつき合い、キューティクルの隙間から出られなくなり、色が定着する。

 

実は髪の中ではこんな工程があったんです!
ご存知でしたか?

 

ちなみにカラーリングでダメージする原因ですが、1剤の中に入っているアルカリが、水道水などに含まれる金属イオン(銅イオン)に反応し、シャンプーをしても流しきれず、髪に残ってしまったり、キューティクルを開き、メラニン色素を破壊するときに、一緒に内部組織を壊してしまう。

などです!

一般的にカラー剤は明るいカラーの方がダメージします。

 

カラー剤の1剤はだいたいこんな形のチューブに入っています(手書き&汚くてすみません)

上が8レベルのカラー剤。
イメージですが、1本の3分の2がアルカリ剤で、残りの3分の1が酸化染料となっています。
こちらは酸化染料がしっかり入っているため、色も濃く入ります。

 

下の13レベルのカラー剤は、ほぼアルカリ剤で、酸化染料は本当に少ししか入ってません。
なので明るくなりますが色味は薄くなります。

 

先ほども言いましたが、アルカリが反応してダメージに繋がります。

つまりアルカリが多い明るいカラーの方がダメージしやすいです。
ブリーチがその究極系です。

カラーの仕組み、お分かり頂けたでしょうか?

次はまた別のカラーやパーマの仕組みについても書いていきますね☆

大竹 翔平 GLAMOROUS(グラマ・ラス)スタイリスト大竹 翔平


TEL:045-500-0207

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